カラーのpHは実はパーマのpHより高い 新高円寺の美容室envie
2026年 03月 05日
カラーのpHは実はパーマのpHより高い
「パーマは髪が傷むけど、カラーはそこまででもない」
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし実は、pH(ペーハー)という観点で見るとカラー剤の方がパーマ剤より高い場合が多いのです。
今回は美容師の視点から、カラーとパーマのpHの違い、そして残留アルカリのリスクについて解説します。

pHとは何か
pHとは液体の酸性〜アルカリ性の強さを表す指標です。
pH7 → 中性
pH7以下 → 酸性
pH7以上 → アルカリ性
髪や頭皮は本来 弱酸性(pH4.5〜5.5) に保たれています。
そのためアルカリ性が強い薬剤を使うと、髪は膨潤しキューティクルが開きやすくなります。
これは薬剤を作用させるために必要ですが、強すぎるアルカリはダメージの原因にもなります。
カラー剤とパーマ剤のpH比較
一般的な目安ですが、薬剤のpHは次のような傾向があります。
ヘアカラー(アルカリカラー)
pH 9〜11
ブリーチ
pH 10〜11.5
パーマ1剤(アルカリパーマ)
pH 8〜9.5
つまり多くの場合、
カラーやブリーチの方がパーマよりアルカリ度が高い
ということになります。
pHが高いほど残留アルカリのリスクは上がる
アルカリ剤は髪を膨潤させるために必要ですが、
問題になるのが 残留アルカリ です。
施術後に髪の内部や頭皮にアルカリ成分が残ると
キューティクルの開きっぱなし
ダメージ進行
カラーの退色
頭皮トラブル
パサつき
といった原因になります。
特に ブリーチやアルカリカラーはpHが高いため残留リスクが高い と言われています。
美容室で行う残留アルカリ対策
美容室ではこの残留アルカリを減らすために、いくつかのケアを行います。
バッファー処理
アルカリを中和し、pHを弱酸性へ戻す処理剤。
専用シャンプー
アルカリ除去や薬剤除去に特化したシャンプー。
炭酸泉
特におすすめなのが 炭酸泉 です。
炭酸泉は水に溶けた二酸化炭素が
弱酸性(pH約4.5〜5.5) になる性質があります。
この弱酸性の炭酸水が髪に作用すると
残留アルカリを直接中和
キューティクルを引き締める
薬剤残留の軽減
頭皮環境の改善
といった効果が期待できます。
つまり、薬剤ダメージを後処理でしっかりリセットできるのが炭酸泉の大きなメリットです。
まとめ
実は薬剤のpHだけを見ると
カラーやブリーチの方がパーマよりアルカリ度が高い
というケースが多くあります。
そのため大切なのは
施術後にアルカリをどれだけ残さないか
というケアです。
バッファー処理
専用シャンプー
炭酸泉
こうしたケアをしっかり行うことで、
カラー後の髪や頭皮の状態は大きく変わります。
特に炭酸泉は残留アルカリを直接減少させるケアとして非常におすすめです。
カラーやブリーチをされる方は、
ぜひ施術後のケアにも注目してみてください。

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