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グリオキシル酸 グリオキシル酸の色落ち 色落ちへの考察 グリオキシル酸の実験
グリオキシル酸の実験第五弾
今回はグリオキシル酸の可能性についての実験。
グリオキシル酸はアルカリ系の薬剤と反応すると化学反応で高温になってしまうので
縮毛矯正には不向きっていうのが基本的な考え方。
グリオキシル酸は癖はある程度落ち着くけど、強い癖は全然伸びないし、
中途半端なのは前述の通り。
でも酸性の薬剤と組み合わせたら癖も伸びるんじゃね?って思って実験しました。
今回はスタッフ原に任せてみました〜。
指示するだけで良いって楽チンw
ビフォー みんな大好きなおみちゃん
右サイドバックだけやります。使った薬剤はグリオキシル酸+スピエラ
流してこんな感じ。なおみ全力。
乾かす。なおみ全力。
アイロン。どうなるでしょうw
2液、流し、ドライ。すげえ微妙。
これが噂のビフォービフォーですよw
撃沈ですね〜
任せっきりもなんなので、水分量や薬剤の配合、アイロン手法等々ちょっとヒントを出して、やり直し。
時間節約のため2パネルくらいだけ。
んー惜しいね。
詰めの甘さが仕上がりの甘さだよって事で、失敗した要素等々説明して。
反対の左サイドバックの未処理毛でレッツトライ(3回目)。
若干の甘さはあるけど、良い感じじゃないですかね?
今回の実験で、薬剤を組み合わせればグリオキシル酸を使って癖を伸ばせる事は確認できた。
癖の伸び以外の実感できる結果として。
○繰り返しても劣化が少ない。
○スピエラ単体での縮毛矯正よりも質感が良い。
特に質感の改善効果は思った以上に良かった。
癖を伸ばすなら素直に矯正すればよくて、無理して中途半端なグリオキシル酸を使う必要はない。
しかし質感改善があるとなればどうだろう?
グリオキシル酸向きの髪なら可能性は十分に感じる。
他にも自分的にすごく可能性を感じたのはダメージ毛のパーマ落とし。
髪質がシビアだから簡単にはいかないだろうけど、酸性の薬剤との組み合わせを理解して還元をコントロールできれば
今まで以上にダメージレスにパーマが落とせるかもしれない。
もしこの記事を見て真似をする美容師さんがいても、決してグリオキシル酸を甘く見ないで欲しいし、
酸性の薬剤を過信するのも止めてくださいね。
実験して失敗しても自己責任でお願いします!
そんなわけでグリオキシル酸の可能性を感じられる実験でした〜
他にも面白そうな施術方法思いついたんですが、書くかは謎ですw
どっちかっていうとこっちの方が簡単で、なんとなくメニュー化できそうかなって思ってます。
ではでは。
実験してくれたスタッフもブログ書いたみたいです。
押してくれると書く気力が生まれます!
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