envieの店長、松宮のブログです。縮毛矯正やデジタルパーマが得意な美容師として、薬剤のことや美容の難しい理論をできるだけ簡単に書いてます。プライベートやくだらないことも書いてます。。。


by envie02

ヘアカラーアレルギー特集② 〜パッチテスト〜 高円寺|美容室

前回記事
ヘアカラーアレルギー特集① 〜アレルギーの原因

今回のテーマはパッチテストについてです。
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パッチテストっていうのは、
ヘアカラーを使用してアレルギー反応が起こるかどうかを染毛の前にお客様自身で確認できる最も有効な方法です。

基本的にはカラーをする時に毎回48時間前に行うとなっています。

パッチテストの方法について説明します。

<準備>
実際に染めようとしているヘアカラーの第1剤と第2剤
綿棒
コットン
第1剤と第2剤を混合する小皿

---ここからパッチテスト---
1)第1剤と第2剤を指定された割合でとり出します。
とり出した第1剤と第2剤を、新しい綿棒で混ぜ合わせテスト液をつくります。

2)テスト液を綿棒にとり、腕の内側に10円硬貨大にうすく塗って自然乾燥させます。 テスト液は乾くまで衣服につかないように注意しましょう。30分くらい放置しても乾かない場合は液のつけ過ぎです。余分な液をコットンやティッシュペーパーでこすらないように軽くふきとってください。


3)そのまま触れずに48時間放置します。(時間を必ず守ってください。) テスト部位の観察はテスト液塗布後30分くらいと48時間後の2回行ってください。 そのとき、塗布部に発疹、発赤、かゆみ、水疱、刺激など皮膚の異常を感じた場合には、手などでこすらないで、すぐに洗い落とし染毛はしないでください。(48時間以前であっても、同じような異常を感じた場合も同様です。)

4)48時間経過後、異常がないことを確認したうえで、すぐにヘアカラーリングします。

---ここまでパッチテスト---

パッチテストが毎回必要な理由として考えられるのがアレルギー反応の性質です。

アレルギーは、アレルゲンと呼ばれる通常は無害な物質に対する過剰な反応を生じさせる事によって起こる反応である事で良くコップから水が溢れると表現されるようにアレルゲンの蓄積によって反応が出てしまうので「毎回」という規定がなされています。
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でも現実的に美容室でパッチテストを毎回やっているところはほぼ無いと思います。

美容室だけでなくお客様側の負担や手間も大きいので希望者のみ行うというサロンが増えて来ていますが、そもそもパッチテストってやったこと無いんですけどっていう美容師が多いのも事実です。

ジアミンアレルギーが増えて来ているとはいえまだまだ一般的ではないので
ジアミンアレルギーのお客様と出会った事のない美容師さんも多いです。

ジアミンのアレルギーについても初期症状があることがほとんどなので
アレルギーの初期症状を見逃さないようにする事が重要だと思います。

ジアミンアレルギーの初期症状
○カラーをすると痒い、痛い、腫れる
○カラーを洗い流しても痒さが残る、カラー後に頭皮や顔が腫れる
○カラーをすると目眩や頭痛、吐き気がする

パッチテストを「必ずやった方が良い人」のチェックリストを作ったので
1つでも当てはまる人はパッチテストをしてみて下さい。

------チェックリスト------
カラー中に沁みる
カラーを洗い流しても痒い
カラー後1〜2日経っても痒い
カラーすると頭皮が赤くなる
カラーをすると目眩や頭痛、吐き気など体調を崩しやすい
頭皮や顔、耳周りが赤くなったり腫れた事がある
妊娠中、または出産後
過去にカラーで肌トラブルに一回でもなった事がある
アレルギー体質
ホルモンバランスが崩れている、変化している
初めてカラーリングをする
体調不良が続いている
なんか心配
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美容院でのパッチテストが面倒な方は市販のカラー剤にも
ジアミンは含まれていますので家庭で行っても良いと思います。
自分が実際行いカラーほどの精度は無いですがアレルギー反応の有無を判断する材料にはなるかと思います。

パッチテストに反応がでたらお医者さんでの診断をお勧めします。

注意しないといけないのはアレルギーの初期症状の一部は前回のブログヘアカラーアレルギー特集①〜アレルギーの原因〜に書きました「接触皮膚炎」と同じような症状だということです。

パッチテストで反応が出た方や過去にジアミンアレルギーと言われた方は絶対にジアミンを含むカラーをしてはいけません。
ジアミンアレルギーの方は新しい美容院にいく時は必ず「ジアミンアレルギー」である事を
担当者に伝えて下さい。

僕のように白髪が多い人は髪を染めない訳にはいかないのでカラーリングとは上手く付き合っていかないといけません。

ジアミンアレルギーでもマニキュアやノンジアミンカラーなどで染める事も出来ます
接触皮膚炎についても軽減出来るカラーもありますので、カラーについて心配な方は相談してくださいね。

次回はアンビーで扱うカラーについても説明したいと思います。



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by envie02 | 2016-06-29 12:18 | カラー | Comments(0)