妊娠、出産と抜け毛の関係 高円寺|美容室envie
2015年 07月 02日
妊娠、出産後に髪が抜けた、生え際が広がった、円形脱毛が出来たなどのご相談を受けます。
「妊娠出産で女性ホルモンが不安定になるので一時的なものなので髪が伸びる周期も合わせて、半年〜1年半くらいで改善します」とお伝えしています。
今日はせっかくなのでもう少し詳しく書きたいと思います。
女性は妊娠すると体を守る為に3種類の女性ホルモンの分泌が活発になります。
この中で髪に一番影響する女性ホルモンが「エストロゲン」です。
「エストロゲン」は妊娠すると増え始め出産を境に一気に減少します。
この「エストロゲン」は髪にも強い影響を与えるホルモンなので出産を機に一気に減少するタイミングで抜け毛などの症状が出ます。
他にも血液量が増えたり血液の組成が変わったりする事も影響があるようです。
出産後に「エストロゲン」の分泌量が戻っても
そこから髪は生えて来て生え揃うまでに長さやホルモン通常値になるのに時間が半年〜1年半はかかってしまうのです。
しかも新しく生えて来た髪や、妊娠中の髪は非常にデリケートで薬剤に弱くなっています。
妊娠中や出産後にカラーやパーマ、縮毛矯正などをする場合は
信頼の置ける美容院にお願いした方が良いですね。