炭酸泉にまつわる謎の理論への雑感
2012年 10月 11日
各社いろんな理論を展開して
売るのに必死です。
濃度が同じであればどこの炭酸泉でも効果は一緒です。
なぜなら炭酸泉とは水(お湯)に炭酸が溶けたものなので
それ以上でもそれ以下でも無いのですよ。
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講習をするにあたって受講生向けに炭酸のデータベースってのを作ったんですよ。
それを作るのにいろいろ調べてると、面白い理論が出て来る。
けっこう有名なメーカーさんや偉い先生とかも?????な理論を展開してるので
勉強好きな美容師さんほど炭酸についての謎な理論に惑わされて
高い機械買ってしまったりするんですよね。
とくに面白かったのが
「カラーやパーマ後に300ppm以上の炭酸泉で流すと収斂し過ぎちゃうよ!」っての
どうやらココのメーカーでは300ppm以上の炭酸泉はキューティクルを中身を閉じ込めて出さないくらい収斂させてしまうらしい。。。。(笑)
でもシャンプーやスパでは1000ppmとかでやるらしい。。。w
なになになになになになに?(゚ペ)?
カラーやパーマ後(アルカリ使った時)だけ過収斂すんの?w
シャンプーやスパでは300ppmの3倍もある1000ppmで全く収斂の心配ない訳??w
と
ちょっと考えればつっこみどころ満載なんですヾ(- -;)
そもそもキューティクルってのは疎水と親水のバランスの違う層になっていて
親水部が水を吸う事で親水部と疎水部のバランスの差が開く事でリフトします。
つまり水に塗れたらキューティクルは開きます。
アルカリってのはそのキューティクルの開きをもっとグイっと開く役割。
さて話を戻すと、
どうやら某メーカさんの理論では300ppm以上では閉じ込める的な表現なんだが
ってことは(・_・?)
水に濡れてるのに炭酸泉つかったら親水と疎水のバランスをキャンセルするくらいの勢いで
収斂するって事ですかね?( ̄ー ̄?).....??アレ??
炭酸泉てのは高濃度でもph4.5〜5.5なんですよ。
これって髪や肌に最適な弱酸性なのでphで過収斂することはまず無い。
他に過収斂する要素として酸度ってのがあるんですが炭酸の酸度は高く無いので
これも問題無し。
そもそも過収斂が300ppm以上で起こるなら
アルカリ使っていようがいまいが過収斂起こるはずなんですよ。
でも使ってる人はわかると思いますが
炭酸泉で過収斂なんて起こらないですよね?
必死で売りたいんだろうなと思うのですが消費者(美容師)を騙すってことは
お客さんも騙すってことですよメーカーさん。。。
偉い先生の理論もつっこみどころ満載なのですが、
長くなり過ぎたのでまた別の機械があれば(笑)
大事なのでもう一度書きますが
高濃度(1000ppm)くらいの炭酸泉では過収斂なんて起こりません。
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