クリープ縮毛矯正って何?
2011年 08月 04日
人もいるようで質問を頂きました。
「クリープ縮毛矯正」ってどうなんですか?
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という事でちょっと調べてみましたが
個人的な見解ですが今の所有効な方法ではないと思います。
クリープというのは
ーーーー抜粋ーーーーー
毛髪をタオルに包み込み一定時間放置することを「クリープ期」といい。
1950年代初めよりパーマに利用されて来た技法で、当時の弱いパーマ液の補助として
補う方法として利用されていた。
ーーーーーーーーーーー
が起源で
パーマの場合ウェーブを定着させる補助として
”ロッドに固定された状態で”クリープ期を置きます。
でも縮毛矯正はブローやアイロンで”後から固定”するんです。
クリープ自体が形状固定の補助なので
形状を固定したまま固定しないと有効にクリープは働かないはずでは?
という事は
アイロンもしくはブローしながらクリープさせないといけない
出来る方法があるとすればエアウェーブのように乾熱クリープしか無いのですが
縮毛矯正の場合クリープ期というにはあまりにも時間が短いと思う。
調べて行くと現在行われている
クリープ縮毛矯正のパターンは3つくらいのようです。
① 1剤前、アイロン前のどちらかもしくは両方にスチームを使う
② 濡れた状態からブローする
③ 濡れた状態からアイロンする
目新しいのは③くらいで①と②は前から有る方法で
ただのネーミング変えただけっぽいです。
では③は凄いのかって言う事で調べてみると
方法が2種類あるっぽいです。
⑴低温のアイロンで濡れたまま施術
⑵高温もしくは中温でじゅっと言わないもの使う。(ラバー素材のアイロンなど)
どちらのせよ乾燥方向に持って行くならそれなりに熱量が必要ですが、
問題となるのが
水蒸気爆発と熱変成です。
熱変成は乾いた状態より濡れた状態の方が
はるかに低い温度でタンパク変成が起こってしまうので
濡れた状態と乾いた状態では
適正な温度も固定に必要な温度も違うはず。
水蒸気爆発ももの凄い低温なら起きないが
それでは矯正の伸びは悪いはず
アイロンの形状と特性的に
それほど効率良く蒸気を逃せるものがあるんだろうか?
みたいな感じです。
そんな感じなので僕は個人的に微妙だと思いますが
あたらしもの好きな人はやってみると良いかもしれません。
恐らく流行れば講習も出て来ると思うので
その時は行ってみてまた感想を書きたいと思います。
余談ですが。。。
「じゃクリープ縮毛矯正って詐欺?」って思った方もいるかと思いますが
そんな事は無いです(笑)
クリープには「乾熱クリープ」と言うものがあって
それが水分を抜きながらクリープってのもあります。
という事で厳密に言えば通常の矯正もブロー矯正も
すこしだけ乾熱クリープ的な事なってるんです。
だから誰でもどこでもクリープ矯正って言っても
大丈夫と言えば大丈夫。。。
美容室の技術のネーミングなんて元から基準が無いので
なんでも有りなんですけどね。。。
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