envieの店長、松宮のブログです。縮毛矯正やデジタルパーマが得意な美容師として、薬剤のことや美容の難しい理論をできるだけ簡単に書いてます。プライベートやくだらないことも書いてます。。。


by envie02

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いろんなところでビビリについて聞かれるので
envieのスタンスや最近増えて来たの縮毛矯正の失敗やビビリ相談の傾向に
ついて書きたいと思います。

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うちのサロンにはほぼ毎日ビビリの相談のメールが来ます。
過去で多い時は一日に20件以上のメールをいただく事があります。

今では事前にホームページに記載されている内容にご納得頂いた上での
相談とさせて頂いているので減りましたがそれでも
繁忙期のちょっと後あたりは1日10件程度のメールを頂きます。

ビビリ修復の施術数では少なくとも東京都内では1番か2番目に多いと思います。

相変わらず多いのは
自分でしょっちゅうアイロン又はコテをしている人がビビるケース
自宅でカラーをしている人がビビるケース

この2大トップは変わらないのですが

厄介な例の代表として君臨して来た
魔法の〜奇跡の〜水?みたいな系統の失敗が
だいぶ対処出来るようになって来たと思ったら。。。

新たな試練なのか
新厄介な事例が出て来るようになりました。。

それは
①縮毛矯正の失敗(ビビリ)を修正するのを売りにしつつもさらに失敗するケース

②ビビリ毛にヘナもしくは無色ヘナ(アワル)などをして悪化してるケース
の二つです。

envieがビビリ直しを始めた頃はビビリと言う言葉も浸透していなく対応してくれるサロンも少なかったですが、今はだいぶ増えているみたいです。
それは嬉しい事なのですが
どーも微妙なサロンも多いんですよね。。。
ネットでちょっと検索すると
ほーらこんなに簡単に治せますよーとか
何なら自分でも治せますよーとか
これを使えば簡単ですよーとか
最近では誰でも簡単に治せます!みたいな講習もあるっぽいです。

微妙なサロンはこーいうのを取り寄せて、もしくは講習で習った方法で
ウィッグ(マネキン)の髪で実験してそのままお客さんに使ったりします。。。

ビビリの髪はそんな単純に直るものではないので
深刻なダメージほど
傷みやすい髪ほど

さらにビビってしまいます。。。。
(※ダメージが軽度の場合は直るケースもあります)

そっから再度検索してうちに来るのですが、

。。。。。


。。。。。。。


この状態はすげーーーー難しい。。。。


修正率も確実に落ちるので
どっかで修正の失敗をしていなければもう少し、もう少しは良い状態に出来たのに。。。って
思いながら修正をするのは僕も辛いです。。。

すくなくとも
あー直りますよーとか
簡単に治せますとか
そいういう無駄に自信満々な店はお勧めしません

②ですが今はヘナ(アワル含む)のトリートメントもしくは100%植物のトリートメントがオーガニックブームで増えているのですが、これはビビリ毛にとっては非常にやっかいで
これをやってしまうと
仕上がりが落ちます

ヘナや植物トリートメントを否定する訳ではないですが
少なくともビビり毛に対する相性は悪いです

もし当店でビビリ修復の依頼をお考えの方や
とりあえずトリートメントで様子を見ようとするなら
美容室で「ヘナ、無色ヘナ、アワル、100%植物」のどれかのトリートメントを
する前にまずは一度ご相談下さい。


もちろんうちなら完璧ですよなんて口が裂けても言いませんし
envieのビビリ直しで完全に直る事は無いです。

それでもかなりの経験と勉強と施術数をふまえた上で
新しい被害者がすこしでも増えないと良いなと思って
このブログを書きました。
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by envie02 | 2012-10-23 22:02 | ビビリ、失敗 | Comments(4)
雑感シリーズは意外とウケがいいらしい。

さて今日はこれも良く聞かれる

カラーやパーマで
炭酸泉したらバッファーしなくていいの?とか
炭酸泉とバッファーはどっちが良いの?

みたいな質問

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個人的にはどっちも使いようだと思うのですよ。

タイトルにもあるように今回の話のメインは「中間処理」です。

なんでかって言うと作用の違いがでやすいと思うから。

作用と言っても
炭酸泉もバッファーやアルカリキャンセル的な薬剤もどっちも
phをアルカリから弱酸性〜中性に引き下げる役割をします。

中間処理水洗の考え方は
クリープなどと矯正やデジなんかではまたちょっと違うと思うのですが

とりあえず矯正やデジなどの場合

しっかり薬剤流して
中間でバッファーする人、しない人いますよね?

これってそれぞれの主張はあるのでどっちが良いとかは省きますが
とりあえずバッファーした場合と炭酸泉の違いについて説明します。

簡単に説明すると
炭酸泉はアルカリや還元剤をお湯よりもしっかり除去しつつ
炭酸のもつ弱いph調整作用によってphを下げます。

バッファーは酸を髪に残留させてアルカリと反応させる事でphを下げます。

この違いは例えばそれぞれ炭酸泉とバッファーで処理した毛束が同じphまで下がったとします。

これを数時間後測定すると炭酸泉の方はphがやや戻ってしまいます。
これは内部にまだ残留してるアルカリの影響です。
一方バッファーの方は処理剤の「酸度」にもよりますが安定しててさほど戻りません。

つまりはバッファー剤のが長時間安定してphを保てます。
なぜなら「酸度」が強いほど髪に酸が残るから。

髪に酸が残るとキレート錯体てのが出来てパーマがかかりにくい髪になるリスク高くなるんです。
さらに酸が残った状態で熱とか入れたらさらに。。。。

これが中間処理でバッファーしない派が気になる理由です。

じゃあアルカリの残ったままでph高いままで良いんかい???ってのもある。

炭酸泉は短時間ならph下げたままでいられます。
phってのは水分が無いと変化しないので乾かしてしまえば変化しません。
さらに炭酸泉のメリットは髪に残留しないのでキレート錯体を起こさないこと

サロンでは矯正やデジパーのあと炭酸で中間処理したらすぐ乾かすか、乾燥や加熱行程行きますよね?

なので

中間処理ではサロンで技術してる程度の短い時間ならバッファーいらないんじゃ?ってのが僕の見解。

後処理なら分かるけど、炭酸泉で処理してあればさほど強い「酸度」いらないと思う


いろんな意見はあると思いますが僕のサロンはこういった見解のもと
施術を組み立てています。

アルカリをそのまま残すのはもっての他ですが
アルカリを気にするあまり新たなリスクを作る必要は無いんですよね。

炭酸泉が無い時代は同じリスクでも出来るだけ少ない処理選ぶって大事でしたが、
炭酸泉があればもっとリスク減らせると思うんですよね。

あなたは
アルカリをガンガン強い酸度で封じる処理と
アルカリを炭酸泉で出来るだけ除去して、最後に少し酸でアルカリ対策するのと
どっちが髪に良いと思いますか?

なんか文章長くなってしまった。。。
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by envie02 | 2012-10-13 19:32 | 炭酸泉 | Comments(0)
色んな会社から色んな炭酸泉の機会出てますよね?

各社いろんな理論を展開して
売るのに必死です。

濃度が同じであればどこの炭酸泉でも効果は一緒です。
なぜなら炭酸泉とは水(お湯)に炭酸が溶けたものなので
それ以上でもそれ以下でも無いのですよ。

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講習をするにあたって受講生向けに炭酸のデータベースってのを作ったんですよ。

それを作るのにいろいろ調べてると、面白い理論が出て来る。
けっこう有名なメーカーさんや偉い先生とかも?????な理論を展開してるので

勉強好きな美容師さんほど炭酸についての謎な理論に惑わされて
高い機械買ってしまったりするんですよね。

とくに面白かったのが
「カラーやパーマ後に300ppm以上の炭酸泉で流すと収斂し過ぎちゃうよ!」っての

どうやらココのメーカーでは300ppm以上の炭酸泉はキューティクルを中身を閉じ込めて出さないくらい収斂させてしまうらしい。。。。(笑)

でもシャンプーやスパでは1000ppmとかでやるらしい。。。w

なになになになになになに?(゚ペ)?

カラーやパーマ後(アルカリ使った時)だけ過収斂すんの?w
シャンプーやスパでは300ppmの3倍もある1000ppmで全く収斂の心配ない訳??w



ちょっと考えればつっこみどころ満載なんですヾ(- -;)

そもそもキューティクルってのは疎水と親水のバランスの違う層になっていて
親水部が水を吸う事で親水部と疎水部のバランスの差が開く事でリフトします。

つまり水に塗れたらキューティクルは開きます。

アルカリってのはそのキューティクルの開きをもっとグイっと開く役割。

さて話を戻すと、

どうやら某メーカさんの理論では300ppm以上では閉じ込める的な表現なんだが


ってことは(・_・?)


水に濡れてるのに炭酸泉つかったら親水と疎水のバランスをキャンセルするくらいの勢いで
収斂するって事ですかね?( ̄ー ̄?).....??アレ??


炭酸泉てのは高濃度でもph4.5〜5.5なんですよ。
これって髪や肌に最適な弱酸性なのでphで過収斂することはまず無い。

他に過収斂する要素として酸度ってのがあるんですが炭酸の酸度は高く無いので
これも問題無し。

そもそも過収斂が300ppm以上で起こるなら
アルカリ使っていようがいまいが過収斂起こるはずなんですよ。

でも使ってる人はわかると思いますが
炭酸泉で過収斂なんて起こらないですよね?


必死で売りたいんだろうなと思うのですが消費者(美容師)を騙すってことは
お客さんも騙すってことですよメーカーさん。。。

偉い先生の理論もつっこみどころ満載なのですが、
長くなり過ぎたのでまた別の機械があれば(笑)

大事なのでもう一度書きますが

高濃度(1000ppm)くらいの炭酸泉では過収斂なんて起こりません。



ーーーーーーーー
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by envie02 | 2012-10-11 19:07 | 炭酸泉 | Comments(0)
なぜか最近ヘナの事良く聞かれるようになった
ちなみに僕は別にヘナそんな詳しい訳ではないです。

ヘナには良いところも有ると思うし、使いにくいというか何でも使えば良いってものでは無いと思う。

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去年くらい?からビビり直しで見た目より修復しにくい髪が多くなって来た。
その人達の履歴を聞くと
全ての人に共通してるのが「ヘナをしている事」でした。

昔からヘナをするとパーマがかかりにくいってのは美容業会では言われて来たし、
自分でも感じていた。

でもなぜ「パーマがかからないのか?」まではわかっていなかったので自分なりに調べてみた。

ヘナの主成分の一つあタンニンもしくはその前駆体。
これが作用して
髪のツヤを出す、ハリコシを出す、サラサラにする。
などの効能を生み出している。

このタンニンがどういうものかというと
古来から皮をなめすのに使われていた成分。

※なめす wikiより抜粋※
動物の皮は、一般にそのままだと固くなったり腐敗してしまったりする。これらを防ぎ、皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加え、皮革として利用するために必要な作業がなめしである。なめし加工を施すことにより、単に動物の皮膚だった”皮”から、製品に使われる”革”へと変化する。
なめしの工程では、腐敗しやすい動物の脂を除き、たんぱく質 (主にコラーゲン繊維) を変性させる。また、柔らかくするために主に合成の脂(リンスと同じ)を再度入れる(加脂)。
原始時代、人類は自らの唾液で皮をなめしていた。古代になり、植物に含まれるタンニンを利用してなめす方法が開発され(タンニンなめし)長らく使用されてきた


皮のタンパク質(コラーゲン)、髪のタンパク質(ケラチン)の違いはあれど
タンニンによってタンパク変成を起こしているのではないかと推測される。

タンニンはタンパク質と複雑に絡み合って強固な「塩」を作ります。
こうやって一度強固な「塩」となったタンパク質は元には戻りません。

この「塩」は疎水の性質を持っているので
水を弾き、光沢(ツヤ)や堅さ(ハリコシ)を生みます。

つまり擬似的に健康毛に近い状態を作るので
トリートメントとしては高性能だと思う。


しかし


タンパク質を変成させて出来た「塩」は元には戻らないので
髪本来の機能を阻害したり、薬剤の浸透を阻害したりする危険性があると言う事も
推測出来ます。

どこまでタンパク変成がすすむのかは個人のレベルでは調べようが無いのですが
実際サロンワークでは
ヘナ毛にパーマがかかりにくいと言っても
薬剤を調整することで対応出来る事も多く
健康毛にちかいキューティクルが整った髪では
さほど大きな問題が無いように思う。

でもハードダメージ毛や
縮毛矯正、デジパなど既に熱変成を伴っている髪などは
キューティクルの欠損も多く、タンパク質の流出も多い。

この髪にヘナを繰り返し行えば
パーマがかかりにくい状態が多くなると思う。

これが究極のダメージ毛「ビビリ」となればもっと事態は深刻です。

ある程度修復の可能性の髪でもヘナをしてしまったばかりに
イマイチ。。。って事も充分に考えられます。
(ビビリ修復後のヘナならある程度理解出来ますが、、、)

これは天然へナだろうがケミヘナだろうが
ヘナや無色ヘナ(アワルなど)の主成分の一つがタンニンですので同じです。

ヘナ自体はスゴく優秀なものだと思いますし
自分もまだ勉強不足な分もありますが少しでもお客様の為になるよう
ヘナの弊害や性質なども理解してお客様に提供していきたいなと思います。


追記
なめしの説明で「加脂」というワードが出ますが
これは髪でも言えます、ヘナにオイルを加えたり脂分の多い植物やハーブをミックスすることで
「加脂」して柔らかさを出しているんですね。
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by envie02 | 2012-10-07 14:58 | 美容の事 | Comments(0)