envieの店長、松宮のブログです。縮毛矯正やデジタルパーマが得意な美容師として、薬剤のことや美容の難しい理論をできるだけ簡単に書いてます。プライベートやくだらないことも書いてます。。。


by envie02

美容室脳卒中症候群への取り組み 高円寺|美容室envie

今朝テレビを見ていたら朝の情報番組でイギリスの美容室でのシャンプーで具合が悪くなり1300万円の賠償を請求されたというニュースをやっていました。
ニュース記事

日本では「美容室脳卒中症候群」と言われています。

急に聞いたら大丈夫かしらって思いますよね?

今日も数人のお客様と話をしたので少し解説したいと思います。

まずは「美容室脳卒中症候群」というものが起きる原因は首が長時間圧迫される事によって血流が滞る事によって起こります。周辺に血栓などがあった場合、剥離して脳卒中になる事もあるそうで怖いですね。

美容室脳卒中症候群という言葉は比較的新しいと思いますが、シャンプー中に目眩がしたり気持ち悪くなることは体調などによりあるかと思います。

しかし日本では大きな被害はほとんど報告されていないのは、そもそも重度な障害が起る事が稀なケースである事と日本とイギリスなどの諸外国ではシャンプー台とシャンプー技術が異なるんです。

まずはシャンプー技術ですが僕がイギリスでシャンプーを受けたお店ではほとんど首を持ち上げる動作はありませんでした。カットとカラーをしたんですけど首めっちゃぬるぬるしてました。もう15年位前なんで今は違うかも知れませんが行ったのは当時イギリスで有名な美容院でした。

ネットとうの情報を見ても概ね日本よりも首周りをしっかり洗うことは少ないように思います。
首を持ち上げる事で首の圧迫を解消する事が出来るので一気に血流の流れが変わると言う現象を緩和出来ます。

次にシャンプー台
ヨーロッパではリアタイプのシャンプー台が主流です。
それに対して日本ではサイド、リア、フルフラットの3種類があります。

日本のタイプではサイド>リア>フルフラットの順で首への負担が少ないと言われていますが同じリアタイプのシャンプー台でもヨーロッパと日本の物は違いがあります。

f0216597_17325059.jpg

日本とヨーロッパタイプのシャンプー台の体圧比較ですが、ヨーロッパタイプのリアは首の頸椎付近の圧がかなり強く併せて背中も圧迫されていて血流の滞りが出来やすい作りになっています。
さらにヨーロッパのシャンプー台は首の下にタオルしかクッションがありません。


対して日本製は首のクッションも柔らかいシリコン製、尚かつ腰や背中などの圧力を分散させる計算された形状のリアシャンプー台です。
f0216597_17372471.jpg


日本のシャンプー台は昔はほとんどがサイドタイプでしたがお客様の首や腰への負担や美容師側の施術負担を軽減するためリアやフルフラットタイプに現在は移行しているような状況です。

ちなみにサイドとフルフラットの体圧の比較です。
f0216597_17384535.gif


フルフラットは首だけでなくうなじ付近で支えるので首への負担は少ないです。
サイドタイプは首と胸への圧迫が比較的高いので注意が必要です。
胸の付近の体圧は日本式のリアタイプが一番少ないです。

目眩等が心配な方はリアかフルフラットのシャンプー台の美容院がおすすめです。
個人的にはリアとフルフラットは好みも別れる所なので一長一短だと思います。

アンビーでは日本式のリアタイプのシャンプー台を採用しています。
さらにシャンプー中は2分以上頸椎を圧迫しないように首を上げて血流をリリースしています。


いままでの美容室よりシャンプー中の体が楽と言われる事も多いので喜んで頂けているのかなと思っています。

今まで美容室のシャンプーで気分が悪くなった事がある方、
妊娠中や日常から目眩がある方などは出来るだけ体調等に合わせた施術を心掛けていますので
ひと声かけていただけると有り難いです。


すこしでもお客様の美容と健康をサポートしたいとアンビーは考えています。

高円寺の美容室envie
[PR]
by envie02 | 2016-12-15 18:01 | 美容の事 | Comments(0)