コテやアイロンを使っていると縮毛矯正がかかりにくくなります 高円寺|美容室envie
2014年 06月 28日
クセには大敵なこの季節
特に新規のお客様はアイロンやコテのヘビーユーザーが多いです。
この時期にまとまらないとストレスになるので
アイロンを使いたくなる気持ちもわかります。。
でもね〜髪のダメージを考えると
ダメですよっ!
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アイロンで髪が傷んでしまうと髪の中のタンパク質が変成したり欠損してしまいます。
縮毛矯正やパーマは髪のタンパク質に作用して真っ直ぐにしたり丸めたりするので、
髪にタンパク質が無くなったり少なくなってしまうと
すーごくかかりにくくなったり、かからなくなったりします!
癖が気になるなら毎日アイロンで伸ばすより縮毛矯正した方が傷みは少ないです。(←アンビーの場合です)
前に矯正とアイロンどっちが傷む実験のブログ書いたので興味ある人は見て下さい。
<ブログ>アイロンと縮毛矯正どっちが傷むの?
今日はコテやアイロンで髪が傷むメカニズムもちょっと紹介します。
コテやアイロンのダメージも一言では言えないのですが
僕は「タンパク変成」と「通常のダメージ」の2種類に分類しています。
厄介なのは「タンパク変成」で
アイロンなどの熱を伴う変成を熱変成と言います。
通常のタンパク質は多少ダメージがあっても薬剤をコントロールする事で
曲げたり伸ばしたりと髪の形を変える事が出来ます。
しかし熱変成してしまった髪はもう形を変える事が出来なくなってしまうのです。
もう終わりです。
the ENDですよっ!!!!
良くある図だとこんな感じ
実際にはちょっと語弊があるんだけどイメージ的にわかりやすいので載っけちゃうw
この熱のタンパク変成は文献などによると
熱+水分+アルカリ によって起こるとされています。
しかしですねっ!
繰り返し行うと
熱+水分 でも変成が起こります。
むしろ熱だけでも変成します。
実験でもそれが実証されていますよね?
<ブログ>アイロンと縮毛矯正どっちが傷むの?
アイロンを使うと少しずつ熱変成が進んで
どんどん扱いにくい髪になって行くんです〜〜
もう一つの「通常のダメージ」
なんかどうって事なさそうな感じですが、
これも結構怖いんですよ〜
アイロンやコテの熱で髪の表面のキューティクルが溶けたり
乾燥して剥がれてしまったりすると髪のタンパク質はどんどん無くなって行きます。
さらにアイロンの熱で髪の中に「ボイド」と言われる穴が空いてしまいます。
「ボイド」が空くとその周辺のタンパク質はどんどん流出していまい
髪の感想や枝毛の原因となります。
図で言うとこんな感じね〜
20回でこれなんで2〜3ヶ月したら穴だらけ。。。。。
アイロンを使えば簡単にツヤと見た目が手に入りますが
失ったものもかなり大きい事を知って頂けると有り難いです
今からでも奇麗な髪を創って行きたい人は是非アンビーに相談して下さい。
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