トリートメントは髪が傷む?
2011年 04月 15日
最近見かけるようになりました。
「ええっそうなの!?」
と思う方も
「そんな訳無いだろ」
と思う方も
「トリートメントで髪が傷む」というのは
嘘ではありません。
でも
本当でも無い(笑)
どういう事かと言うとですね。
「トリートメントは髪が傷む」という美容師さんは
勉強している人だったりするんです(笑)
どうやら勉強すると
ほとんど勉強もしないくせに
「うちのトリートメント超いいっすよ!!」とか
「うちのトリートメントなどんなダメージも一発で治るんで!!」とか
「うちのトリートメント魔法の成分なんで!!」とか
言ってる無責任な美容師さんがムカつくらしく
毛髪科学の知識を武器に戦ってしまう。
そう言う「何でも治っちゃうぜー」的な美容師さんが
お客さんの髪をこれまた微妙なレベルの
パーマやカラーで傷ませてるのがムカついてムカついて
そのうちなんだか過激な思想と表現に魅せられてしまうのか
やたら
「トリートメントは髪が傷む!」とか言うようになってしまうのかなと。
気持ちは解らなくは無いのですけどね。。。
「トリートメントで髪が傷む」というのはあながち間違いでもないです。
が
なんかね視点がちっちゃいんですよ。
この「トリートメントは傷む」理論て
毛髪は死滅細胞なんで毛髪科学的に回復する事は無いって原理と
トリートメントを浸透し易くさせる為に配合されてる
「溶剤」とか「アルコール」がCMCやキューティクルにダメージ与えるから「傷む」って理論なんです。
毛髪学的に言えば確かにダメージはあります。すっっごいちょっとですが(笑)
毛髪の健康度が100とすれば0.1とか0.5とかそういうレベル。。。
極端な事いえば髪って生えたらもう後は傷むだけなんです。
触っても傷むし
水に濡れても傷むし
太陽に当たっても
クシでとかしても
首振るだけでも
むしろ何もしなくても
毛髪科学的には微小なダメージを受けています。
こういうレベルのダメージと
パーマやカラーを繰り返した
アイロンを多用してる
逆毛やスプレーを多用してる
そんなダメージと同列に語るんはどうかと思うんですよね。
例えばですよ
健康毛は
健康度が100
髪の艶や強度も100
これがカラーやパーマで傷んで
健康度が70
髪の艶や強度が70
これにトリートメントすると
健康度69.9
艶と強度95~100
艶と強度回復しても
健康度ちょっと減ってるから傷んでるよ!!って理論。
そしてトリートメントには新たなダメージを抑制する効果も高いので。
今
健康度70
艶、強度70
の人は一ヶ月後には
健康度65
艶、強度65
とかに何もしなくてもなってしまう。
でトリートメントしてると一ヶ月後でも
健康度69.5
艶、強度80~90
って感じ。
時間経過によってトリートメント効果落ちて来ていても
ダメージを抑制している事がわかります。
でもこれも「トリートメントは髪が傷む」理論の人に言わせれば
「髪を傷ませたという事実には変わりない」らしいっす。。。。
せっかく勉強した知識お客様に不安感与える表現に使うってどうなんだろうと
悲しく思ってしまいます。
僕はトリートメントが髪の艶や強度を回復させる唯一の手段だと思っているので
「トリートメントは髪に良いですよ!!」って
これからも胸はって言っていきます。
お前の所のトリートメントこんなもんかよって
笑われないようさらに勉強も頑張るぞ〜く( ̄△ ̄)ノ
にほんブログ村
美容ブログ 縮毛・縮毛矯正
↑クリックしてね♪
美容室envie新高円寺公式ホームページ