低温縮毛矯正、水縮毛矯正、ノーアイロン矯正って良いの?
2011年 01月 26日
こういうネーミングは髪が傷まなそうなフンイキのネーミングを
美容室が勝手に付けてるだけなので、『〜なら傷まない』というのは有りません。
現在有る縮毛矯正は基本的に
還元×熱変成=縮毛矯正のかかりなんですよね。
つまり矯正のかかりを良くする為にアイロンを使わなかったり
無理に低温にしようとすると何か無理しないといけない。
という事で流行(笑)の技術の説明もしてみます。
低温縮毛矯正
従来のアイロン温度(180°前後)ではなく髪が熱変成をしない「髪温度」が60°以下で施術する技術。
一般の人は凄い温度違うから傷まないかも!!
となりますよね?
でも「髪温度」って。。。。。
これ実は普通のアイロン(180°)で施術しても髪温度(髪に伝わる温度)って90°くらいなんですよね。
ダメージや髪質に応じて温度変えたりするサロンなら髪温度60°以下とかも充分あります。
熱が低ければ熱変成が少ないので通常かかりは弱くなります。
それをカバーする為に還元をしっかり(薬を強くする)とか
アイロンで引っ張るとか
濡れている状態からアイロンするとかしちゃうわけです。
これ全部かなり傷む要素なんですよね。。。
一般的な矯正ではむしろ絶対やったらいけない事ばかり。。
熱変成ダメージを抑える為に他のダメージ要因を作っておいて
熱変成ダメージの軽減だけをうたう感じですかね?
水縮毛矯正
これは実は一番普通な矯正
マイクロスチームで熱効率をあげて薬剤の浸透を良くするので
上手お店なら良いと思います。
が
スチームを当てたからってダメージが軽減したり
髪が潤ったりはしません。
ガン形のスチームは
髪の状態をみてスチーム当てないといけないので
担当者か髪質を理解出来るスタッフじゃないと余計なとこまで薬剤浸透しちゃったり
キャップ形のスチームは
まんべんなく当るけど当てなくていいとこも当りますので
細かいチェックが出来ない、かなり高度な塗り分けする技術を要します。
結構難しいと思います。
ノンアイロン矯正
これはブロー矯正と薬剤のみの矯正の二つに分かれます。
ブロー矯正は熱変成が少ない分薬剤のパワーを必要とします。
ブローのみではかなり強いくせには不向きです。
薬剤のみはさらに強い薬剤を使います。
縮毛矯正という言葉が出る前に「ストレートパーマ」いう頃の技術なので
ものすごく残念な事になりやすいです。
縮毛矯正は必ずダメージを受けますので
方法やネーミングよりも「現在の状態に合った適正技術」が一番だと思います。
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